Tuesday, January 30, 2007

生田長江。いくた・ちょうこう。 1882-1936.

生田長江。いくた・ちょうこう。 1882-1936.

               自然主義前派の跳梁(ちょうりょう) (1916)


評論家、翻訳家、小説家。ニーチェの影響。女性解放主義者。社会に対する関心があったが、社会主義に対しては批判。ニーチェやマークスの翻訳。欧米近代文学とりわけフロベールからの影響。佐藤春夫が門下生のなかの一人。時代の最初に書かれた作家論(硯友社小説家小栗風葉についての評論、1906)。それから近代において彼が最初の、日本現代小説家を中心的に処理する評論家だったとされる。


『白樺』論争」:自然主義とくに武者小路への批判し、日本の自然主義者はまだ本格的な自然主義になっていないと判断。要するに「。。長江は白樺派、とりわけ武者小路実篤の「オメデタイ」理想主義を批判し、実篤らは「自然主義思潮の洗礼を受けて来ていない」「自然主義前派」だと決めつけた」(249、千葉)。


『私小説論争』: 私小説家への判断。

「文壇の新時代に与ふ」(1925)の中に『新感覚派』へも批判。
「最近の小説家」(1912)、当時の作家についての感想や批評。


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